「ものづくり商社」の最前線へ―
EMS営業として、製品を市場に届けるやりがい
Kさん
本社 2025入社
半導体や電子部品を扱う商社へ新卒で入社し、5年ほど勤務したのち退職。取引先であった当社とご縁があり、EMS部をさらに拡大すべく営業職として日々奮闘中。
「ものづくり商社」の最前線へ―
EMS営業として、製品を市場に届けるやりがい
仕事の内容を教えてください
主な仕事は、電機メーカーの試作段階から量産までを一貫してサポートすることです。お客様の製品開発に深く関わりながら、最適な部品構成や生産体制を提案しています。
たとえば、トイレ用リモコンなどの民生機器では、年間5万台規模の量産案件を担当。お客様からは高い品質要求や厳しいスケジュールが求められ、私たち自身も「本当に実現できるのか」を見極めながら回答しています。
また、競合に勝つために、調達部門だけでなく開発部門とも早い段階からコミュニケーションを取るように心がけているのもポイント。新しい案件が出たタイミングで、部品構成の中で注意すべき点や避けた方がよい部材など、開発者にとって有益な情報を提供し、信頼関係を築いていきます。
製造面では、中国や日本国内にある製造工場とも直接やり取りし、最適な量産体制を構築しています。
これまでの歩みを教えてください
現在のEMSの営業職は前職と違って、特定の部品だけでなく、製品全体を俯瞰して見る立場になりました。調達・製造・コスト・品質まで含めて考える必要があり、以前よりも広い視野でものづくりに関われていると感じています。
EMSの分野で今後さらに重要になるのは、グローバル化だと考えています。国内製造だけでなく、海外製造の方がコスト面で有利になるケースも増えており、海外拠点との連携は欠かせません。今後は、海外工場ともより密に連携しながら、新規事業の開発や新しい顧客・工場の開拓にも挑戦していきたいと思っています。
そのために、個人的に英語の勉強にも取り組んでいす。YouTubeで学習したり、無料のオンラインサロンで効率的な学び方を学んだりと、できることから少しずつ準備を進めています。
これからは、EMSの知見を活かしながら、国内外をつなぐ存在として価値を発揮し、会社の新しい挑戦に貢献できる人材になることが目標です。
仕事のやりがいはなんですか
製品が市場に出るまでのプロセス全体に関われることです。前職で培ってきた経験の延長線上にある仕事ではありますが、試作から量産、そして実際に世の中に広がっていくところまで見届けられる点に、大きな魅力を感じています。
営業としてのスキームがうまくはまり、量産にこぎつけた製品が実際に使われているのを目にすると、「この仕事に関われてよかった」と実感します。今後は、公共交通機関などの排水を制御する制御基板や、大手住宅設備メーカーのリモコンなど、社会インフラや生活に身近な製品にも携わっていく予定です。
また、前職で築いてきた人脈が活きる瞬間も多くあります。以前の取引先と再会し、その場で話が弾んで新しい仕事につながったこともありました。横や縦のつながりが仕事に直結するのは、この仕事ならではの面白さだと思います。
自分の経験を活かしながら、ものづくりの最前線に関われることが、何よりのやりがいです。
新しい分野にチャレンジするにあたって入社後どんな勉強をしましたか
入社後は、まず製造工程や品質管理に関する基礎知識を身につけることから始めました。部長からの「まずは大まかな全体像を掴んでほしい」というアドバイスを意識しながら、専門書を本屋で購入して読み進めました。もちろん、本を読んだだけですべて理解できるとは思っていなかったので、わからない点は社内の技術職の方に積極的に質問するようにしていました。
また、課長や営業職の先輩方に、協力会社の工場見学など実際の現場で学ぶ機会も多く設けてもらいました。製品がどのように作られ、どこに注意が必要なのかを自分の目で見ることで、理解が深まったと感じています。こうした「現場で学ぶ姿勢」は、部課長の方針でもあり、EMS部全体に浸透しています。
そのほか、社内システムについては同僚から教えてもらい、日々の業務を通じて使いこなせるようになりました。
座学と現場、そして人とのコミュニケーションを通じて学びを重ねながら、少しずつ新しい分野への理解を深めていきました。
部署を超えた交流はありますか
はい、あります。
若手向けキャリアアップ研修などを通じて、他部署のメンバーと交流する機会があります。業務上のやりとりはもちろんですが、仕事以外でも気軽に飲みにいったりもしています。
また、仕事上での関わりは主に半導体技術の方が中心ですが、顔を合わせてフランクに話せる人がいるだけで、やはり安心感があります。先輩は話しやすい方が多く、同期はよりフランクに接することができるので、入社して孤独を感じるようなことは少ないと感じます。
キャリア採用と新卒採用の違いとして「同期がいるかどうか」という点はありますが、「同期会にも呼ぶよ」と気軽に声をかけてもらえることもあり、部署や入社区分を越えて自然に受け入れてもらえる環境だと思います。
一言メッセージ
EMSの営業は、単に製品を売る仕事ではなく、製品づくりそのものを支える重要な役割を担っています。試作から量産、そして市場に出るまでのプロセスに関わり、自分の提案が形となって世の中に広がっていく瞬間に立ち会えるのが、この仕事の大きな魅力です。未経験からのスタートでも、学ぶ意欲があれば、部の方針としてしっかり勉強させてもらえる環境があり、着実に成長できます。製造業のダイナミズムを感じながら、新しい価値を一緒につくっていきましょう。
営業職の1日
- 8:30 出社
- 少し早めに出社し、落ち着いてメールチェックや1日のタスクを検討するのが日課
- 10:00 新規のお客様を訪問(東京)
- EMS部は本社(大阪)にしかないので、ときどき出張があります。
- 11:00 移動
- 次のお客様(群馬)へ向け、レンタカーで移動
- 12:30 お昼休み
- この日は、移動中に見つけた美味しそうなお店でランチ
- 14:30 お客様を訪問(群馬)
- 前職からお付き合いが続いているお客様を訪問
- 18:00 大阪へ向け出発
- 偶然にも別のお客様を訪問していた上司が近くにいたため、一緒に新幹線で帰阪